30歳から独学で英語ネイティブを目指すブログ

海外ドラマ、フルハウスを使って英語学習をしています。私のノートをシェアします。

英語初心者が英語を使って働けるようになるまでの5ステップ

みなさん、こんにちは!

 

今日は私は今、外国人の患者さんがよくいらっしゃるクリニックで看護師として働いています。「英語が話せるスタッフがほしい」というカテゴリーでの就職です。

 

しかし私は帰国子女でも最初から英語が話せたわけではありません。もともと英語が全く喋れない、海外ドラマと海外旅行が好きなだけの普通の看護師でしたが、留学なしの独学で仕事につなげられるレベルのスピーキングレベルまで4年でもっていくことができました。

  

私が英語を勉強しようと思ったきっかけは、英語が喋れるようになったほうが絶対楽しい!と思ったからでした。

子どもを産んだあと、同じ年の子どもがいるママ友ができた私。

楽しくママ友ライフを過ごしていたら、ママ友たちの旦那がアメリカ人やギリシャ人の人たちがチラホラ…

英語が話せない私は当然日本語が話せる人としかおしゃべりできませんでした。

 

ママ友たちと家族ぐるみで遊びに行き、みんなで会話が盛り上がってみんなが爆笑していてもなんて言っているのかわからなーい!(泣)

ママ友の子ども(4歳)が言っている英語もなんて言っているかわからない始末…

しばらく周りの人に訳してもらってなんて言ってるのかおしえてもらっていましたが、自分でもいちいち聞くのがめんどくさくなり、聞こえてきた単語の意味を少しずつ調べるようになりいつの間にか英語の勉強がスタートしていました。

 

 

私が英語完全初心者から英語スタッフとして働き始めるまでの大まかなながれは以下の4つです。

  1. 文法をざっと復習する
  2. NHKの英語教育番組をみまくる
  3. 英検で語彙をふやす
  4. 日本語が喋れない外国人と喋る
  5. 手帳とスマホの設定を英語にする

英語スタッフとして働き始める前と後で具体的な勉強方法がちがいますが、

今回は私が英語スタッフになるまでしてきた勉強方法を上の流れにそって紹介していきたいと思います。

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1、文法をざっと復習する

 英語は全く触れてこなかったので、中学レベルの文法復習からはじめました。

ただ、私は中学高校と6年間かけて英語を勉強したのに高校卒業時に喋れなかったので、中学高校の教材はなるべくサクっと終わらせようと思いました。私の目的が英文を読めるようになることではなくおしゃべりができるようになりたかったからです。

少しでも見覚えがあるほうが思い出しやすいと思い、自分が大学受験のときに使った東進の安河内哲也先生の「英語をはじめからていねいに上・下」を読みました。

最初は他の参考書は使わずにこれだけをひたすら3回続けて読む。

文法は長く時間をかけてしまうと次に進めなくなってしまうと思ったので、この時は3か月くらいでザっと終了。

久しぶりにひらいた参考書でまるで初めて見たかのように見える例文や、なんとなく見覚えのあるような例文がありましたが、これらはノートに書きだして、米を研いでるときや掃除をしているときに見返してブツブツ音読するようにしました。

私は書いて覚えるのが苦手で、何度も見て音読して覚えていきました。

 

 2、NHKの英語教育番組を録画して見まくる

英語の勉強をスタートして、文法の勉強と同時にスタートしたのがNHKの番組を見ることでした。

子どもをうんだばかりで家にいる時間が多かったので、家で掃除をする時間やご飯をつくりながら見ていました。

当時みていたのが以下の通り。

おとなの基礎英語(2015~2017)

おとなの基礎英語高橋真麻さんと福田彩乃さんのときにみていました。

宮沢氷魚さんも出ていて癒された方も多かったはず・・・。

この番組は冒頭でその日のテーマの文を言うシーンが簡単に流れて、こんな時あなたなら何て言う?という英作文を考えるチャンスがあり、簡単な文なんですが当時の私にはできませんでした。

たとえば「なんじに始まるのかご存じですか?」「Do you know what time it starts?」とかも言えませんでした。

読めばなんて言っているかわかるレベルと、自分から発して正しく文を作れるレベルはそれぞれ違って両方練習が必要だったんですね簡単な文だけど言えない文も、文法の勉強ノートに書きだし、体に染み込むまでひたすらつぶやきました。

 

・エイエイGO!

これは陣内智則さんときなこさんがめちゃくちゃおもしろくって楽しめた大人のやりなおし英語番組でした。

この番組の良かったところはフォニックスの練習ができたこと。

それまで単語の発音は耳で聞いた音をカタカナで頭で理解し、英語っぽくにごして発音していました。が、フォニックスの練習をすることで単語は子音ひとつずつの音をつなげて単語の発音になっていることがわかりました。

単語のアルファベットをひとつずつ発音してから単語を言う練習を繰り返し何度もできたことがすごくよかったです。

これを続けたらテレビで聞こえてきたよくわからない単語を自分でアルファベットで打って調べることができるようになりました。

 

当時の私には難しかったけれどもとりあえず見ていたものシリーズ

・仕事の基礎英語

・ニュースで英会話

・リトルチャロ

おさるのジョージ

・その他副音声で英語で見れるものはなんでも

 

3.英検で語彙をふやす

まず文法の本を終わった私は高校のときに受けた英検準2級の参考書を開いてみました。するとまぁ、できなかったのでこれも3回解きます。

その後なんとなく英検2級の参考書を買って勉強し、英検準2級と2級の違いは大まかにいえば単語の量だなと感じました。

英語がペラペラな日本人は「英検なんてアカデミックで実践的じゃないしそんなのやらなくてもいいんじゃない?」なんて言うんですが、英検2級の単語たちを見せると「あぁ、うん、まぁ使うかも。え、っていうかこれくらい知ってるでしょ?」と言われたのでこれは知っている単語の層を突破するために英検を受けようと思い受験、合格しました。

語彙を増やせるのもちろんですが、英検2級をうけて良かったことはライティングがあることだと思います。

簡単なトピックに合わせて自分の意見を簡単に作文するのですが、長く難しい文章を作るよりも短く簡単でいいから正確な文をつくる練習ができました。この癖はだれかと会話する練習にもなったと思います。

 

4、Hello Talkを使って外国人と喋る

スピーキングの練習を始めるにあたり、私は英語がペラペラな日本人がいる状況でたどたどしい英語を話すのがとても恥ずかしくて、なかなか話すのに挑戦できずにいました。

文をつくるのに間違えるのがとても恥ずかしかったんですね。

みなさんはどうですか?恥ずかしいと思わず、どんどんトライしていける人のほうが語学は習得が早いと思います。

車の運転やスポーツと同じで体で何度もトライして覚えるものなので、できてもできなくてもとりあえず挑戦しまくるしかないんですよね。

自分ができないのは当たり前なのに、当時の私は変なプライドが邪魔をして成長を妨げていました。

そこで、日本人がいない状況で日本語が喋れない外国人と喋ろうと思い、当時使っていたのがHello Talkというアプリです。

Hello Talk言語学習者のためのアプリで、英語を勉強したい日本語ネイティブと、日本語を勉強したい英語ネイティブの人たちを検索できるようにし、お互いの母国語を教え合い喋ることができるというものです。自分がどこのネイティブスピーカーで何の言語を勉強したいのか登録するので、もちろん英語以外の言葉を勉強したい人も使っています。

出会い系のように使っている人もいますが、私はここでアメリカ人男性と漫画についてチャットで喋りまくり、カナダ人ママと子育ての大変さについて喋りまくりました。

いきなり電話で話すと文をなかなか作れずにスムーズに会話できないので、チャットから練習し、何度も私の作る変な文章を訂正してもらいました。

お互い人間同士なので相手の英語のクセになれてくると何て言いたいのかわかるようになってしまうので、だんだんと訂正はしなくなってくるのですがそこは意識して思い出したときにお願いするようにしました。

相手も日本語を学習したい人たちなので、会話をする上で私はなるべく英語と日本語を同時に送るようにしていました。

Hello Talkで一年くらい集中してチャットしまくると、だんだんとスピーキングのときも英語で話すスピードが速くなってきました。

 

5、手帳とスマホの設定を英語にする

ハロートークで英作文になれてきた私は日常のものをどんどん英語で言えるようになりたいと思うようになりました。

そこでまず手帳を英語で書くようにしていきます。たとえば「区役所に保育園の申請書を出しに行く」「実家に子どもを預ける、〇時にお迎え」「友達と夜のみにいく」などです。

頻度の高い予定ほど何度も書き込むのですが、自分の生活を英語で説明する良い練習になりました。

手帳と同時に変えたのがスマホの設定を英語にすることです。英語に設定するとグーグルに英単語を音声で聞くことができるし、説明も英語で表記されます。

わからないことを英語で聞いて、英語の説明で理解していくという流れになりました。最初は難しいですが、慣れると英語に触れる時間が長くなり、生活を英語のものに変換していくことができるようになります。できるだけ勉強するのではなく生活に英語を落とし込むことで英語を使って生活するようにしました。

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今、イギリスでは第二言語を学んで話せるようになっていない国民は長期的に見て、国の力が弱くなるとして第二言語を学ぶことを推奨しているそうです。

ぺらぺらでなくても、なんとなくで使いまくっているとだんだんとその場の正しい言い方を一つずつ覚え、それが日常のシーンにたくさん対応できるようになると6歳くらいの会話能力になります。

コツは一日も休まないことです。

蛇口に「turn the faucet off!」と付箋を貼っておくだけでもいいと思います。

短い期間にワーッと英語の波を浴びて、何度も繰り返し同じ表現を浴びて、完全に忘れてしまう前に何度も体にしみこませていくと、徐々に慣れていきます。これがゆっくりのスピードだと忘れていく速さに追いつくことができません。

私は現在、英語の本を100万語読む多読と映画を字幕なしで見れるようになるようトレーニング中です。

勉強すればするほど、知らないことがたくさんあることを知れますよね。

 

みなさんも英語を使った生活を楽しんでみてください!(^^)!

 

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